Hello ブラザー Hagexだ!(ウォッチャーの合い言葉)
以前「ライターに告ぐ:本当に書きたい記事を書いていますか?」というエントリーをアップし、プロのライター陣から失笑をかい、その騒動からこっそり私が注目していた「The Startup」というブログがある(「テック系オピニオンメディア」らしいですぞ)。
この「The Startup」が、またまたヘンテコリンなエントリーをアップし、注目を集めているようだ。
ちなみにネット界の風雲児!カリス魔太郎系プロフェッショナルブロガーで有名なイケダハヤトさんがよく「The Startup」の中の人について褒めているので、その点からも大変興味深い。
さてさて何が今回話題になっているかみてみよう。
5月9日のエントリーで「美しすぎる食べログのマネタイズモデル:グルメサービスのキャッシュポイント比較一覧」で彼は以下のように書いている。
グルメ系サービスの比較です。ありそうでない記事かと。グルメ系サービスは知り合いが多いのですが、The Startupはあくまで中立的なメディアであると前置きしておきます。ご了承下さい。
(強調表示は筆者によるもの)
そして、翌日5月10日「メディアの中立性という幻想、そして独立性」では
市場が個人メディアに中立性を求めてくる。
これは面白い論点だと思いました。
私からすれば、とんだお笑い草です。
中立性という観点を考えるのであれば「パブリックかプライベートか」という議論もあるでしょう。プライベート・メディアとして開始したThe Startupですが、影響力が上がりすぎて市場はパブリック・メディアとしての運用を求め始めたといえるのかもしれない。The Startupがパブリック・メディアだって?冗談じゃない。
5月10日のエントリーは、文章が難解ホークス複雑怪奇文体(=あ、文章が下手って意味です)なので、私の読解ミスの可能性があるが、「The Startupは中立的なメディアでない」と言ってるようだ。
え、昨日は「中立的なメディア」と言ってたのに??
なんだってー(AA略)
ポルナレフAA略
私も記憶力が大変ダメダメだが、ここまで酷くはないな〜
中の人は「メディアメディア」と言ってるが、読んでいる人間からすると「チラシの裏系オレ日記」にしか思えない。では、「(ネット上において)メディアと日記に何か差があるのか?」と考えるとハッキリ回答できない。この点は私自身もうちょっとしっかりと考察してみたい。
「最近イケダハヤトさんの日記は飽きてきた」とお悩みの方は、ぜひ「The Startup」をチェックしてみてださいね。
追記
「イケダハヤトうきうきウォッチング友の会」(年会費無料)の情報によると、イケハヤさんが、「The Startup」の中立エントリーを取り上げたようです。さすがウォッチ界のスーパースター、わかってらっしゃる。
・個人メディアは「独断と偏見」が面白い―「中立性」なんてウンコ召し上がれ(リンク先は安心の魚拓です)
イケダハヤトさんは
論考はこの先も展開されているのですが、とりあえず全面的に同感です。個人メディアに中立性を求める、そんな人はウンコ召し上がってください、という感じです。
と褒めていますが、昨日と全く逆のことをいってることに関してはどうなのでしょうか?
この後イケダハヤトさんが「中立性」について、いろいろと作文してますが、特に見どころはありません。そもそも「中立性」って、組織に強く結びつくもので、個人には関係ないんじゃねーの? と思いました マル
おまけ ご本人のコメント
やっぱ僕を直接知らない人は、ハイコンテクストなギャグが通じないんだろうなー。
— Yuhei Umeki (@umekida) 2013年5月10日
お。イケダさんに今日の記事とサロンのコメント欄が拾われている。個人メディア論。 個人メディアは「独断と偏見」が面白い—「中立性」なんてウンコ召し上がれ - ihayato.書店 http://t.co/5uQh1AgLSH
— Yuhei Umeki (@umekida) 2013年5月10日
ハイコンテクストなギャグ! ハイコンテクストなギャグ!