Yahoo!知恵袋を見ていたら、以下のような質問があった。
中2で中島みゆきさんの曲を聴いていたらおかしいですか？
僕は中島みゆきさんの曲しか聞かないのですが、この前友達に聞かせたら、「演歌？」と言われました。
最近のＡＫ○48より遥かに偉大な方だと思うのですが間違っていますかね？
それ以前に自分のクラスで中島みゆきさんの存在を知らない人が9割以上なんですがおかしくないですか？
最近の曲は内容薄すぎるしなんか聞いててむかつきます。
８割方は女がどーたらこーたらと言ってるだけのような気がします。
もはや歌じゃないと思います。
あんなもの誰でも歌えそうな歌じゃないですか!!
あとやたらに英語を使いすぎなような気がします。
意味わかって言ってるんですかね？
（後略）
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1371137483?fr=rcmd_chie_detail
お前は俺か！
これは2011年9月の投稿なんだけど、20年前のオイドンも全く同じ状況だったぞ（笑）。20年経っても同じ悩みを持っている中学生がいるなんて感動的だ。
オイドンはNHK FMで放送されていた「ミュージックスクエア」をたまたま聴いて、興味を持ち曲を聞き出した。今はあんまり言われなくなったけど、当時「中島みゆき」は失恋ソングの女王として「暗い」というイメージを持っている人が多かった。しかし、ラジオの中島みゆきは世間のイメージと正反対だった。
余談になるけど、「中島みゆきのラジオは面白い」という人がいたら、「オールナイトニッポン」（1979年-1987年放送）なのか、「ミュージックスクエア」（1989年-1990年放送）なのか、「お時間拝借」（1994年-1997年放送）のどれなのか、確認しておかないといけない。そして、「俺が聴いていた時期がイチバン面白かった」と言いだしたら、「わかれうた」でもいきなり歌いだして煙に巻こう。相手にすると1日が潰れてしまう。
そんなわけで、オイドンが中学生の時も「中島みゆき」なんか聴いていても、Yahoo!知恵袋の投稿者みたいな状態になり、ひじょーーーに疎外感を味わったわけですよ。今でも90年代前半の歌謡曲を聴くと当時のルサンチマンが蘇ってくる。
思春期にそんな経験をすると、その後中二病や高二病を発生させる可能性が高くなり、案の定そうなり、こんなヘッポコ日記を書くようになるわけ。
もし、オイドンが中学生の時にYahoo!知恵袋とはてなブックマークが、あればもっと素直な性格になり、「ネットのゲス野郎」というあだ名なんか付けられず、Chikirinみたいな日記をやっていたと思うんですよ。いや、それはないか。
個人的には「空と君のあいだに」（1994年発売 両A面でもう１曲が「ファイト!」）がミリオンを達成したあたりから、「暗い」という負のイメージが世間的になくなった感じがする。
それまでは、フリーメーソンの会員のごとくなかなか「中島みゆき好き」と公言できなかったな〜 考え過ぎなのかもしれないけど。
あ、以前書いたかもしれないが、中島みゆきのコンサートに「一人」で行く機会があったんだけど、うっかり日時を間違えて、会場についた時、前日終わっていたことを知った。ひじょーーに落ち込んで、その足で映画館に行き、何も考えずに「レオン」を鑑賞。映画は大変面白く大満足なんだけど、コンサートに行けなかったイライラの感情が同居していて、帰りはフラフラしていた。もし映画がツマラナかったら、オイドンは死んでいたね。ありがとう「レオン」。
ちなみに、最初に紹介した中学生男子は以下のような質問をしている。青春の匂いがするぞ！
・今日、席替えがありました。 そしてなんと好きな子の隣の席になりました
・中２の男子です。恋愛相談
彼の回答も面白いな〜
・中3女子です☆ わたしは、いままで彼氏ができたことがありません
彼のアカウント名であるlos_santos_cari_johnson は、恐らくビデオゲーム「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」からなんだろうけど、このゲームは「CERO：Z（18歳以上のみ対象）」指定だから中学生はやっちゃいかんぞ！
中島みゆき - 大吟醸
手に入れやすいベスト盤はやっぱりこれかな。
