Twitterで「イケダハヤト」「IHayato」という単語で検索してみると、もう、イケダハヤト氏(イケハヤ氏)は、常にフルボッコになっている。
どれぐらいボコボコかというと、宮本武蔵70人 vs 吉岡一門から1人ってレベル。しかも、その1人が殺されてもすぐに生き返る体質なので、延々とやられ続ける…… もうそんな状態で見てらんない。
「みんなネットイジメはダメだよ!」と、黒髪でメガネが似合う清楚だけど正義感が強い学級委員長みたいに止めに入りたいが、ボコボコにしている方が筋が通っているので止めに入ることができない。毎日肝臓をハゲタカについばまれるプロメテウスを見ている気持ちだ。
肝心のイケダハヤト氏は「大丈夫! 致命傷だから」的な状態が続いていた。
そんな中、昨日@raf00さんが以下のようにツイートしていた。
イケダハヤトVS全員、という構図。
イケダハヤト側に回ろうか? RT @raf00: イケダハヤトVS全員、という構図。
イケダハヤト師型炎上をどう表現するべきか? URL
・イケダハヤト師型炎上をどう表現するべきか?
イケダハヤト氏は「自分の感情を、何も考えずに芸もなく発表している」だけ。そのため……
イケダハヤト師が不快がられるのは、読まなければいいのに思わず釣られてしまって読んだ結果、クソの役にも立たない質の低い考察を読まされイラッときただけでなく時間の無駄になったという読み手が自分自身を責める心にある。つまり、精神修養が至らない自分に対する怒りなのだ。イケダハヤト師の文章を苦もなく流し読めるようになってこそ、真の知性なのではないかと。
だからこそ、読む者にとってリテラシーを獲得するためのハードルとしてイケダハヤト師は機能しており、これはこれでウェブの資源として大事に守っていく活動が必要なのでは? と感じます。なるだけ読まないとか、読んでも言及しないとか。
とまとめている。
このエントリーは人気を呼び、Twitterでも多数リツイートされた。
当然、イケダハヤト氏の本人の耳にも届いたようで、この件に関して以下のようにツイートしている。
なんか炎上しているようだけど、こういう時に口を噤まず堂々と擁護してくれる人はホントにありがたいなぁ、と思う。これはとても勇気がいる行動。ぼくも常にそうありたい。
ぼくも自分が好きな人が非難されているのを見つけたら、公然と擁護できるようになりたいと願っております。ぼくは空気読む必要がない立場ですしね。
自分に対して願ってどうするのw RT @IHayato: ぼくも自分が好きな人が非難されているのを見つけたら、公然と擁護できるようになりたいと願っております。ぼくは空気読む必要がない立場ですしね。
ありがたいことに、ご心配いただいている方もいるようですが、ぼくはもうこの手の陰湿な攻撃は慣れているので大丈夫ですよ。ぷんすか!とイラついているぐらいです。これは創作のエネルギーに転化します。
あと、ときには「ほっといてくれる」というのも素敵な助け方になるなぁ、とも思う。こういう粋な態度も嬉しいですね。
芸風的に毒をちらっと吐いておけば、端から見てダサい行動をする人は、どんどんリーダーシップを失っていくと思います。権威によるコントロールはもう効かなくなるでしょう。ぼくができることは、ただ、自分に恥ずかしくない生き方をするのみです。
最近イケハヤさんをウォッチしているが、彼は吉田戦車の漫画キャラである「いじめてくん」だと思う。いじめてくんについて、Wikipediaの解説を引用すると
いじめてくんは、小型の地雷であり、生き物のように動き回る。外見は人間の頭部に細い手足が生えているような姿をしている。常に何かに怯えているようなオドオドした表情で気弱な雰囲気を放っているため、周囲の者の嗜虐心を異常にあおる。周囲の人間(時に動物も含む)がその嗜虐心に負けていじめてくんに暴力を振るうと苦悶の表情と共に爆発する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%93
となっている。
イケハヤさんもトンチンカンな発言をしているので、いじめてくん同様、見ているとツッコミを入れたくなる。本物のいじめてくんは、暴力をふるうと爆発するが、イケハヤさんにツッコミを入れても何も起きない、そう不発のいじめてくんなのだ。
彼は爆発しないため、ツッコミを入れたほうも被害を受けない……そのため永遠にイケハヤ氏にコメントを入れる状態になってしまう。恐ろしい!
この状態に陥ると、ウォッチ対象に飽きるまで抜けることができなくなる。
いじめてくん (ちくま文庫)