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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

自称・料理上手なモトカノ

そこは友達をたくさん呼んで、料理の鉄人みたいにジャッジを出さないと。審判になる友達も辛いだろうけど。
・百年の恋も冷めた瞬間!★157年目

450 :おさかなくわえた名無しさん:2013/11/10(日) 02:19:57.41 ID:TMf/wkF9
付き合いが短かったモトカノの話。
彼女はワインが好きらしい。ソムリエの一般人向けの資格を持ってる。
あとグルメでよくいろんなお店に食べにいっている。舌にはものすごい自信があるらしい。
俺はビールや安い焼酎で十分満足する貧乏性。飯も素朴なもので問題ない。
ある日彼女の家に招待される。
手料理をご馳走になったんだがはっきりいってまずい。
五味のバランスがむちゃくちゃで、野菜の形がばらばらだから火のとおり方もむちゃくちゃで食っててむかついてくるレベル。
えらそうに講釈たれて、この料理にはこのワインと愛称抜群なのよ!
とか酔ってくると、私が作った料理なんてあなたみたいな一般家庭の一般人は生まれて初めて食べたでしょなどといってくる。
たしかにフレンチやイタリアンはそこまで知らないが俺は高校生から大学卒業するまで7年近く割烹居酒屋で働いていた。
親方はミシュランの3つ星を蹴るようなところ出身のお店で最後はたまに煮方を任されていた。
はっきりいってそこらへんのプロなんかより腕も舌も上だと思ってる。
話し戻って、最初はうそだけどおいしいとかいろいろいって彼女を持ち上げていたんだけどだんだんむかついてきてこうしたほうが違う味で面白くなるかもねと遠まわしに主張してみた。
そしたらグルメの私が作る料理に間違いあるわけがないし素人は黙っててと言われた。
ついに爆発し、だったら俺が作るキッチンを貸せと言ってしまう。
同じものは材料がないので作れなかったが冷蔵庫のあるもので似たようなものを作った。
彼女は認めてようとせずいろいろと難癖をつけてきたが、明らかに自分のほうがうまかった。
その後もひと悶着あったが結局別れることとなった。
自分も大人げなかったと思うけど我慢してもどうせ続かなかっただろうし。
今は料理が下手な嫁をもらったが謙虚で素直なのでいろいろ教えてる。