Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

コピペ職人禿田禿蔵

ネットの達人たちにインタビューをする「突撃!隣のインターネット」! このコーナーはもう2305回目になりました。
前回放送したヲッチャーゴッドこと「おおつね氏」は「念じるだけでタンブラーに投稿&リブログする」というテクニックを披露し、取材班の我々はもちろん、視聴者のみなさんもビックリされたと思います。
さて、今回は読めば吐き気がするような、ドロドロした2ちゃんねるの投稿をまとめている禿田禿蔵氏(64歳)にお話を聞きたいと思います。ン十年もあんなネタをまとめている人は、いったいどんな人物なんでしょうか? きっと偏屈に違いありません。
禿田氏は都会の喧騒を嫌い、伊豆山中にロシアン美女とひっそり暮らしているという話です。我々取材班も沼津で生シラス丼を食べた後、天城山を越え、河津七滝ループ橋をくるくる回り、しいたけ農家に囲まれた、禿田禿蔵氏の自宅を見つけました。
頭が禿げあがった老人が、庭で壺を持って考え込んでいるようです。
「すいません、突撃!隣のインターネットの取材班ですが、禿田禿蔵氏ですか?」
「いかにも…!」
そう答えると、禿田氏は持っている壺を槌で叩き割った。
「え、そんな立派な壺を割るなんてもったいない… いったいどうしたんですか?」
「この壺、2ちゃんねるのまとめじゃ。2ちゃんねるからコピペし、整形し、色をつけてみたが… やはり大したエピソードじゃないんで、日記に載せる価値がないと思ってな……」
そういって、禿田氏は2つ目の壺を割った。禿田氏の日記「Hagex-day.info」には、毎日10個ほどのエピソードが掲載されているが、どれも氏の厳しい基準にクリアしたものばかりのものばかり。
「どうりで、禿田さんの日記は反吐がでる…… もとい、クオリティが高いエピソードばかりなんですね」
「いやいや、ワシもウォッチ歴ン十年じゃが、まだまだ釣り師に騙されることも多い。「これは素晴らしいエピソードだ!」と思っても、実は創作だった…… ということは日常茶飯。今日も2ちゃんねるに貼られた「指原莉乃の流出ヌード」というURLをクリックして、ダム板に飛ばされて(ごにょごにょ」
見た目はおじいちゃんですが、禿田氏の心はまだまだ中学生。このピュアな瞳で人間の汚い部分をピックアップしているとは驚きです。
「禿田さんは、どうやって2ちゃんねるのスレを収集しているんですか?」
「わしは、Web型2ちゃんねるビューアー、「P2」をメインにつかっておる。これだと、マシンや環境が違ってもスレの整理ができるからな。そして、気になったスレは秀丸にコピペ。はてなダイアリーに投稿用の、整形マクロを組んでいるので、ボタン一発で変換してくれるんじゃよ」
なるほど。2ちゃんねるのまとめを作るために、いろいろなツールがリリースされているが、禿田氏のやりかたは大変シンプル。
iPhoneiPadもP2は対応しているが、まとめるテキストツールがない。今年の夏もJカップの愛人のナターシャと、ドバイに旅行にいったんじゃが、日記の更新に往生したよ、まあ夜もな… カンラカンラ」
いつ、いかなる時も日記を更新する、さすがゲスッチャーです。
「一日にどれぐらいの時間をかけて、更新されているんですか?」
「うむむ、早いときは30分ぐらいで更新するぞ。長いと3時間近くかかってしまうことがあるが、まあ、そんな時はたいていXVIDEOS.COMをチェックしている時かのう。ここだけの話、XVIDEOS.JPよりCOMのほうが好きなんじゃ。カンラカラカラ」
その後、禿田氏は「素人とのエッチ風に撮影しているAVで、女優がちょっとでもキレイに撮影してもらおうと、前髪を調整する仕草が許せない。カメラを意識したらダメだ!」や「恵比寿マスカッツ」の魅力について熱く2時間ほど語っていたが、そこはカット。
「ところで、前回の「突撃!隣のインターネット」に出演されたおおつね氏は、指を鳴らすだけで、ツイートするという特技がありましたが、禿田さんも何かありますか?」
「そうじゃのう。膨大な2ちゃんねるスレを見ていると、クソスレが目に入ってこなくなる。つまり、ブラウザーでガーーーとスクロールしていると、必要なスレだけすぐに見つけることができる。まあ、2ちゃんねるを見るとき以外はあんまり役に立たない能力じゃが」
そういって、お気に入りの壺が見つかったらしく割らずに布で磨き始めた。
「禿田氏は、日記を今後どのようにしたいんですか? 夢をお聞かせ願えたら…」
「まあ、いま月間300万PVあっても、大手の2ちゃんねるまとめサイトに較べたら、まだまだ弱小も弱小。大手を名乗るには、やはり100万/day、つまり月間3000万PVぐらい集めないとダメじゃ。しかし、何をやったら…」と、最後は小さな声で答える禿田禿蔵氏。はてな村で「狂老犬」と言われている、禿田氏だが、その背中は老人そのものだ。
「ま、今後はいろいろと考えているので、それはお楽しみじゃ」と明るい声で急に答える禿田氏。そして
「ハゲちゃん、ゴハンよ〜 ボルシチデキタよー」
「じゃ、ナターシャが呼んでいるんで、取材はそろそろ終わりにしよう。一緒に食べていくか?」
「いやいや、お気持ちだけで結構ですよ!」
と、我々取材班は禿田氏の誘いを断って、山を降りた。ナターシャさんが全裸だったのは、ココだけの秘密にしたい。
さて、次回は「ドキュメンタリーはてな村選挙。99期連続当選のミスターはてな村村長kanose氏に、実弾選挙のテクニックを聞く」をお届けします。
それではまた!
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