Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

『ボクらの玩具 BEST SELECTION 2013』発売中

以前、私の正体を突き止めた、ライターの熊山氏。彼がなんと編集長となってムックを出されたようだ。
せっかくなので、熊山氏から『ボクらの玩具 BEST SELECTION 2013』の魅力について語ってもらった。が、後半のエピソードが……(涙)

全国200万人のHagex-day.infoファンのみなさま、はじめまして

ライターの熊山准と申します。このたびぼくが編集長を務めたおもちゃムック『ボクらの玩具 BEST SELECTION 2013』(晋遊舎)が11月26日に発売されました。元ももクロの早見あかりちゃんが右下にちょこんと掲載されている表紙が目印です。もっと大きく掲載したかったのですが、大人の事情でこのサイズです。なお、隣にももクロがCMしているファービーがレイアウトされていますが、まったくもって他意はなく偶然でございます。

こちらのムック、巻頭グラビアの早見あかり(撮影:小林紀晴)をはじめ、ニューヨーク近代美術館に収蔵された100円の食玩から、1億6000万円のロボットまで、20代〜40代の男性が欲しくなる「オトナな玩具」(本来この書名で進めていたのですが、これまた大人というか、流通からNGが出ました)満載の1冊です。

第1特集は「おもちゃニューウェーブ」として、スマホで遊べるおもちゃや、もはやアートと呼びたくなるおもちゃ、クッキングトイの新潮流、おもちゃ仕事術などなど、これまでの枠にとらわれないおもちゃを紹介します。

第2特集は「80年代おもちゃの“なう”」として、『キン肉マン』『ガンプラ』『ミニ四駆』『ビックリマン』ほか、読者が多感な時期を過ごした1980年代のおもちゃやキャラクターの現在を追います。特に特集扉で体を張った早見あかりちゃんのビジュアルは必見ですよ。

その他、『イケてるおじさんになるためのクリスマスプレゼント講座』『このボードゲームがすごい』『軍モノ玩具最前線』『インディーズソフビ』『パチもん駄玩具』『秋葉原おもちゃデート(高嶋香帆)』などなど、総勢500点におよぶおもちゃを紹介するほか、読みものコラムも満載。

Hagexファン的には「アンパンマングッズを裏で操る“アンパンマン委員会”とは?」「ミニ四駆女子会」などの裏事情&サブカル女子系の記事がオススメでしょうか。また脳科学者、バーチャルリアリティー研究者、社会学者など一流のニッポンの知性による、アカデミックなおもちゃ批評もこれまた知識レベルの高いHagexファンにふさわしいかと存じます。

そんな『ボクらの玩具』は全国のコンビニ・書店・ネット書店にて絶賛発売中です。買ってくれとまでは申しません。ぜひ立ち読みしていただいて、その感想をTwitterFacebookにアップしていただけましたら、ひっく〜いギャラにもかかわらず、たっか〜い要求、きっつ〜い納期にあえぎ苦しみ消耗しきったスタッフの御霊が供養されます。

いやしかし、これだけではHagex脳を満足させられないので、少しだけ肺がやや煤けるエピソードを披露いたしますと。このムックは某編プロから「ぼくにふさわしい仕事があるからぜひ受けて欲しい」ということで、お願いされたものなのですが、蓋を開けたらなんのことはない。担当編集者いわく「直前で逃げた」「制作費も折り合わなかった」とのこと…。ぼくが引き受けたあかつきには「うちも手伝いますんで」とのお言葉をいただきながら、発売後にソーシャルでの1Tweetすらご協力いただく素振りもございません。ひえー。

しかし出自が不幸だとしても、生まれた子どもに罪はございません。繰り返しますが、丹精込めて作り上げました。

『ボクらの玩具』をひとつ、なにとぞよろしくお願いいたします。


ボクらの玩具(おもちゃ) BEST SELECTION 2013 (晋遊舎ムック)