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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

恐ろしいネットの「炎上屋」

恐ろしい話を聞いた。
インターネットには「炎上屋」という輩がいるらしい。なんでも、Twitterで失言があればすぐにTogetterにまとめて拡散させ、トラブルがあれば@wikiを使って経緯や参考資料を集約し公開、喧嘩があればブログにまとめて煽ったりするらしい。
「炎上屋がいなければこんな大事件にならずに済んだのに!」という事例は多々あるとか。
炎上屋は善意でやっている連中もいれば、とりあえずガソリンをばら撒き火をつけたいユーザーもおり、その真意はなかなか判断できないので、簡単に「そんな行為はやめなよ!」とは言えないらしい。というか、「もっと延焼させろ!」といった観客の方が問題だとか。
トラブルが発生し、炎上屋が出てきたらどうすればいいのか? と炎上屋について教えてくれた人間に尋ねてみると「炎上屋云々の問題じゃなくて、トラブルの元を解決させないとどうしようもないね」とのこと。

炎上屋にもテクニックがあるらしい。1番重要なのは、タイミングだとか。
「今だったら、ソフトバンクや中国問題といった『脂がのってる』トピックだと、それはそれはボーボー燃える。また、絶対に炎上するネタ、例えばベビーカーや喫煙問題や、オタク関係とか」
なるほど。
「セレクトしたテーマがよければもちろんよく燃えるけど、あとはその火を煽いで、火事だ〜 と叫ぶのが奴らのやり方だよ」
な、なるほど
「火の煽ぎにはコツがあって、まとめる内容は『情報を正しく・簡潔に・わかりやすく』すること。しかしタイトルは『煽情的』にする。TwitterFacebook、ブログを使って炎上ネタを伝播させるんだけど、タイトルが煽情的な方が拡散しやすいから……らしいよ」、勉強になるけど、君詳しいね。
「単に騒ぎを大きくしたい炎上屋は問題ないけど、中には『目的を持った炎上屋』もいるから、それには注意しないといけない」
??? 具体的にはどういったことなの?
「99%は公平にまとめているんだけど、その中に1%の『炎上屋が攻撃したい・もしくは意見を誘導したい』要素をいれる奴らがいる。だから、何も考えずにやつらのまとめをチェックすると、炎上屋の駒にされてしまうんだ。まあ、タイトルだけで煽る連中が可愛く見えるよ」
そんな情報戦が……! そんな奴らから身を守るにはどうしたらいいの?
「普段からネットやテレビに流れている情報を見て「行間」を読む訓練をするしかないね」
どうやって訓練すればいいんだ?
というわけで、皆さんも炎上屋に火をつけられない・煽られない・担がれないように気をつけましょう。