Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

TechWaveに質問状を送ったら完全無視されたでござる

■世は戦国インターネット
ヒヒーン(馬の鳴き声)、キエーー(兵士の声 山岸涼子の漫画ではない) 「大将の首獲ったどぉ!」「えいえい、おー!」(勝どき)
インターネットはまだまだ戦国時代である(冒頭は戦国時代のイメージです)。
企業のPRがスパムまがいのことをすればタコに殴りにされ、お台場の企業にCMを出せばデモを起こされネットで叩かれ株価は下落し、大学生が悪さ自慢をツイートすれば顔写真・氏名・住所・サークル名・内定先・彼女の名前&写真・好きな体位まですぐに公開される時代だ。
インターネット戦場の一寸先は闇。ちょっとした失敗で誰でも奈落の底に落ちてしまう(ドジャーン(銅鑼を鳴らす音))。
そんなわけで、先日この日記で書いたTechWaveの件です。

誤報はそのままで! 呆れた「TechWave」の対応(Hagex-day.info)
前回までのあらすじ
ネットニュースサイト「TechWave」は「FirefoxGoogleの関係が危ない!」と飛ばし記事を出し、各方面から叩かれるが無視。その後何事もなかったのように「FirefoxGoogleの関係は順調です」というエントリーをあげ、周りをびっくりさせたのであった……!

そんなTechWaveの報道姿勢に疑問を感じて以下の質問を先週送ってみたぞ

(1)12月4日の「Firefoxがピンチシェア低下、人材流出、Google契約打ち切りで」(http://techwave.jp/archives/51717111.html)発表後に、このような(http://d.hatena.ne.jp/Rockridge/20111204/1323015965)指摘・反論がありましたが、ご存じだったのでしょうか?

(2)12月21日「GoogleMozillaとの契約を更新」(http://techwave.jp/lite/archives/51720080.html)をアップされましたが、12月4日の「Firefoxがピンチシェア低下、人材流出、Google契約打ち切りで」(http://techwave.jp/archives/51717111.html)関する言及や修正・フォローがいっさいなかったのはなぜでしょうか?

(3)Techwave様では、間違った情報をアップした場合修正を一切しないというポリシーがあるのでしょうか? もし情報の修正や訂正のルール・ポリシーがあれば教えてください。

締め切りは昨日12月26日月曜日でお願いしていたのだが、いっさい返信がない。
■驚愕の理由
回答が送られなかった理由として考えられるのは…
(1)TechWave様は耳が痛い意見は完全無視という社内ルールがある
(2)個人ブログはゴミなので、天下のTechWave様は返信する必要はない
(3)TechWave様から私宛てにメールを送っているが、ロストした
(4)TechWave様はメールを送ったが、当方の書いたメールアドレスが間違っていた
(5)TechWave様はメールの返信方法を知らない
と、いろいろ考えられる。
(1)(2)に関してはありえない。なぜならTechWave編集長 湯川鶴章氏は「テクノロジーで閉塞感を打ち破れ」というTechWaveをなぜ創立したか、今後どうしたいか? という、とっても素晴らしい文章なの中で…

・メディアはもはや情報を一方的に流すものではない
・これからのメディアは、コミュニティという言葉でも生ぬるいような、目的意識をしっかりもった行動する人々の集合体であるべきだ
・これからは「個の時代」よりも「共の時代」になりつつあるのではないでしょうか。「共の時代」へ向けてTechWaveの仲間たちと一緒に、テクノロジーを使った社会の再生を目指していきませんか

と宣言しているし、TechWaveのセミナーに参加した人のツイートによると(←TechWaveのセミナーではありませんでした。元ツイートの方コメントありがとうございます。正しくは→)企業の広報担当者が組織している研究セミナーで講演をした湯川氏は

「嘘は必ず発覚する」「炎上は精神的にきますが誠実に対応すれば収まる」

と発言していたらしい。
そのため、「都合が悪いことは無視、無視。問い合わせをしてきたのは個人ブログなんだろう? Engadget Japanならまだしも… 天下のTechWave様が返信する義理なんかないよ! 小町でも読んでろ、ハゲ」ということは絶対に考えられない。
(3)(4)のメールサーバーがらみのトラブルか? しかし、当方も問い合わせ先もGmailなので、可能性は限りなく少ない…(いま確認したらこちらのメアドも間違ってないし)
となると、有力なのは「(5)TechWave様はメールの返信方法を知らない」か…
あなた、いま笑ったでしょう!
東海一の弓取りと言われた今川義元桶狭間で「まさか、攻めてこないよな…」と油断した結果、織田信長に首ちょんぱされ、歴史は大きく動きました。
思い込みはよくありません。致命傷の原因になります!
まあ、返信方法がわからないなら……ね。「Gmailを返信・転送するには(できるネット+)」が参考になりますよ。

■1つが黒いと他もすべて黒く見える
いろいろな企業に問い合わせのメールを送ったことがあるが、内容に関わらず、きちんと返信がきた企業に対しての好感度はアップする。過去にメールをくれた、週刊アスキー編集長、イオングループ、リクルート、Yahoo!、バイク王東京海上日動火災保険株式会社、などなど… ありがとうございます。
完全無視の企業・組織には、私への返信義務がないとはいえ、やはりイメージダウンは避けられない。
TechWaveが力を入れている、「TechWave塾」なる全6回15万円もかかるセミナーも、「これは大したことないのでは? だって、一個人の質問にも答えられない組織がやっているんでしょ?」と、個人的に思っちゃうわけです。

Google先生は恐ろしい
2011年12月27日現在。Googleで「TechWave」と検索すると、1番目にはTechWave本家ページ。2つ目に私が以前書いた批判記事。はてなブックマークのページが続いて、書籍『情報共有の未来』を出版予定の文筆家yomoyomo氏のTechWaveの批判エントリー「TechWaveの一番クソだと思うところ」が出てくる
(※ブラウザーによってhttp://www.google.co.jpの検索が違う。Google Chromeでは上記のような順番になるが、IEやOperaFirefoxで検索するとはyomoyomo氏のエントリーがでてこない。セーフサーチも関係ないようだし…)。
本家に続いて、TechWaveに対してのネガティブエントリーが2つも続いている(はてブのぞく)。この結果を見た人は、どのような印象を抱くだろうか?

おっと、あちらからも悲鳴が! 相棒のネットント行くぞ! 「マスゴミゴミ嘘つき。Google先生嘘つかない」 だな、ハイヨー、シルバー!(パカラッ、パカラッ)


Google Chromeで「TechWave」と検索するとこのような順番で表示される。