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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

喪女が美女に絡まれた

美人でも中身が腐っていたら、男は逃げる罠
●修羅場●Part115

834 ::2011/12/08(木) 13:01:54.26 id:UEag2LlS0
なんだか訳がわからない修羅場
私子  当時から現在に至るまで揺ぎ無い喪女
鉄男  私子の友人、結構な鉄道オタク
鉄子  私子の元同僚、鉄男と同じくディープな鉄道オタク
綺麗子 私子の元友人、派手系美人
イケ男 綺麗子の彼氏
学生時代、鉄男は綺麗子が好きで告白をした後に何度かデートをしたり
バイトで稼いだお金の一部で色々プレゼントをしたりしていた
が、ある時ホテルから出てくる綺麗子とイケ男を発見、問い詰めたら綺麗子の彼氏だという
私子含め友人達も「じゃあ何で鉄男と付き合ってるの?二股じゃない」と言うと
「付き合ってるなんて言ってないし、プレゼントはデートしてあげた代金に決まってる
大体オタクごときが私と付き合えると勘違いするほうが狂ってる」と言い放ち
皆がそれはおかしいと言っても「イケ男にばらしたら損害賠償とってやる」とまで言うお触り禁止物件と化し
鉄男も「もういい、今まで払ったのは勉強代だと思う。綺麗子さんにそこまで嫌われてると思わなかった」
と、言うので皆で結局綺麗子と縁を切っただけだった
数年後、綺麗子以外の仲間は就職しても付き合いは続いていた
ある日、職場の飲み会で入った居酒屋で鉄男と再会、軽い世間話をした後で私は自分の席へ
すると同僚の鉄子が「今のお友達さん誰ですか?」と訊いてきたので、学生時代からの友人だと説明
そういえば鉄子も鉄男に負けず劣らずの鉄道オタクだったなと思い出し
しかも「周りに鉄道の話で盛り上がれる人がいない」と嘆いていたので、鉄男を紹介してあげた
(後で聞いたら同じ鉄道オタクでもジャンルが微妙に違うとか何とかきいたが私には解らない世界だった)
その後2人は意気投合、数年の交際を経てめでたく結婚することと相成った
鉄子は退職して実家を継いでいた鉄男の手助けをするために資格を取ったりして幸せそうだった
続きます

835 ::2011/12/08(木) 13:06:30.40 id:UEag2LlS0
結婚して数年後、高速バスの時間を待っていたところ、いきなり後頭部に衝撃を感じた
何だと思って振り返ったら、年食ったage嬢みたいなのがいた…よく見たら綺麗子だった
呆然としていたら、ものすごい勢いでまくし立てる綺麗子
とりあえず理解できたのは
・私子が鉄子を紹介したから綺麗子は鉄男と結婚できなかった
・鉄男が金持ちの御曹司だと知ってたなら何故教えなかった(実家が会社経営だと知ったのは全員卒業後です)
・鉄男に鉄子と別れたら結婚してやってもいいと言ったら、何度も説得してやったのに最後は警察に警告された
 それはずっと男日照りだった私子の陰謀に決まってる
だった
確かにずっと彼氏はいないが欲しいとも思わんし、彼氏がいる人をうらやましいとも思わないんですが?と
思いつつ「綺麗子、イケ男くんと付き合ってたじゃない、だから鉄男と付き合わなかったんでしょ?どうして今更」
というと、イケ男は卒業後に公務員として就職。派手な遊び好きの綺麗子に
「いつまでも若くないんだから、将来のことも考えろ」と学生時代から言い続けられ
顔はいいのに考えが古臭い男なんて馬鹿馬鹿しいので別れたという
そういやイケ男って鉄男の存在自体知らなかったって話だよな〜とか思いつつバスが来たので即行で乗って逃げた
その後、友人達に根回しをして解った事(綺麗子の友人と知り合いの人がいたりした)
綺麗子はイケ男と別れた後、色々派手に遊びまわっていたようだが
適齢期になると遊ぶにはいいけど結婚となると…と逃げ腰になられ、アラサーになると遊ぶ相手もあまりいなくなり
アラフォーの声が聞こえてきた現在、婚活してはいるものの玉砕しまくっているそうだ(あの見た目じゃな〜)
で、鉄男の実家がどんなに不景気でも需要のなくならない方面の事業をやっていて、そこそこ順調だと知ったそうで
よりを戻したかったとのことだが、鉄男は結婚していて取り付く島もないので、嫁さんを紹介した私に怒りが向いたみたいだ
ちなみに、鉄男・鉄子夫婦は婚約旅行でカシオペアに乗り、新婚旅行では海外の有名な列車(名前失念)に乗ったそうだが
「私子さんが結婚する時は北斗星のチケットを取ってあげるよ」と言ってくれている
なんとなくレアものだとは解るが、彼らがチケットを取る日は来ないと思う…ごめん