読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Hagex-day info

紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

ソラノート 著作権侵害疑惑で再炎上

Web


ソラノートがまたトラブルを起こして話題になってる。今回のドタバタを短くまとめると…

(1)ソラノートが運営している「ライブブ」というサービスで、技術書「10日でおぼえるiPhoneアプリ開発入門教室」のiPhoneのサンプルコードを、出版社・著者の許諾を得ずに番組内で利用する
(2)私的利用の範囲を超える疑いがあるので、出版社からソラノートにクレーム。両者協議するが、番組は放送され、アーカイブは公開され続ける(→問題となった箇所は削除されている模様)。この事件に関するソラノートから公式コメントは一切なし
(3)ソラノートのプロデューサーである梅本氏がツイッター上で今回のトラブルについて発言する。しかし、ますます炎上する結果に!

■再炎上するまでの経緯
炎上ダダ漏れ事件(http://d.hatena.ne.jp/hagex/20110306#p1)の結果「ケツダンポトフ」はサービスを停止する。2011年6月28日からソラノートは「Libub(ライブブ)」というサービスを行っている。これは、そらの氏が中心となり、アプリケーションを作成、ゲストを呼んで対談や講演し、その様子をインターネット上で生放送するコンテンツだ。放送終了後はWeb上でダイジェストが文字情報でまとめられている。
正直「ケツダンポトフ」と一体何が違うのか? 単に「ケツダンポトフ」のイメージが悪くなったので、名称だけ変えたのではないか? フランチェス子氏とのやりとりはどうなったのか…… といろいろと個人的には思うが、10月末までは問題なくライブブは続けられていた。


ネットの生放送+その後のまとめが売りの「ライブブ」 http://libub.jp/

しかし11月に入りライブブでトラブルが発生する。
そらの氏は「iPhoneアプリ開発日記」というコーナーで、iPhoneアプリ開発を行い、その様子を毎日実況していた。


事件の舞台となった「iPhoneアプリ開発日記」http://libub.jp/?prm=332


「10日でおぼえるiPhoneアプリ開発入門教室」

この番組は上記技術書のサンプルコードを使い、iPhoneアプリの製作する様子を放送をしていたが、出版社・著者に許諾をとらず、このコードを利用していたのだ。
これは「私的利用の範囲を超えるのではないか?」と、ライブブ視聴者から「10日でおぼえるiPhoneアプリ開発入門教室」の発売元である翔泳社に連絡が入り、出版社と著者がこの事実を知ることとなる。
当然無許可なので、翔泳社ソラノートに抗議。

ちなみに、11月1日に放送されたライブブにおいて、視聴者からの指摘があったのか、そらの氏はサンプルコード利用についてこのように述べている。

1101 iPhoneアプリ開発日記 第32回より問題の発言の箇所を引用。

「サンプルファイルは本来、本購入者向けなので、勝手にリンクするとまずいかも」ということなんですけどね。いや、たぶん検索すると出てくるところなので、問題はないと、思います。その、例えばパスが必要とかって、いうわけでもなかったので、Web上にオープンにされているURLなので、問題はないんじゃないのかな〜〜〜〜と思いまぁ〜〜すよ ハイ。

■被害者の書き込みで事件が表面化
11月2日「10日でおぼえるiPhoneアプリ開発入門教室」の著者である関根氏がFacebook上で、この事件についてコメント。この発言は「友達限定の閲覧」という条件にも関わらず、大きな反響を呼ぶ。
関根氏がオープンな場所でコメントしなかったため情報が錯綜するが、「やまもといちろう」氏がブログでこの問題について触れたため、多くの人がこの事件について知ることとなった。
ソラノートからこの件についてコメントはなく、通常通り番組が放映される(サンプルコードはApple公式のものに変更)。被害者である関根氏はソラノートと出版社である翔泳社が協議中ということで、公開された場所でのコメントはしなかった。
翌11月3日、ソラノートのプロデューサーである梅本氏がツイッターで今回の事件について発言。
ライブブ著作権侵害事件について、ソラノートプロデューサー梅本氏の発言まとめ
「社の公式見解ではなく、私個人の見解ですから私自身の責任で行っています」という梅本氏の姿勢に多くの人が驚く。協議中のため沈黙を守っていた関根氏も、彼のツイートに呆れ・怒り、注意をする。
11月4日現在、ライブブの記事から「10日でおぼえるiPhoneアプリ開発入門教室」のリンクが削除されるが、サンプルコードを使った動画はまだ閲覧可能状態となってる→問題となった箇所は削除されている模様。
まだトラブルは解決してないが、11月4日の放送が行われるか否か注目されている。→放送は中止されました(http://libub.jp/archives/3099


■メディアポリシーも会社概要もないサービス
以前「「ライブブ」のメディアポリシーがヒドイ」というエントリーをアップした。これはライブブのメディアポリシーが日本語として破綻しており、大丈夫か…! という内容だ。その後、無事にきちんと読める日本語に変更されたが、現在一体どうなってるか、メディアポリシーのページ(http://libub.jp/media-policy/)にアクセスしたところ、なんとページがなくなっていた!

メディアポリシーのページがない! http://libub.jp/media-policy/
しかし、ページがなくなっているだけでメディアポリシーのリンクはあるようだ。これをクリックすると…

「メディアポリシー」のページは作成中 http://libub.jp/?page_id=243

「ライブブとは」のページは作成中 http://libub.jp/?page_id=239

「会社概要」のページは作成中 http://libub.jp/?page_id=241

「利用規約」のページは作成中 http://libub.jp/?page_id=245

「お問い合わせ」のページは作成中 http://libub.jp/?page_id=247
な、なんとサービスの顔である会社概要やルールである利用規約やメディアポリシーがない! これまでいろいろなWebサービスを見てきたが、ここまで「何にもない」ところは初めてだ。
<追記>「作成中」と書きましたが、2011年11月4日12時39分現在、メディアポリシーや会社概要のページが急に出現しました!

サービス開始当初は立派な「メディアポリシー」を掲げていたのに一体なぜ消してしまったのだろう?
ちなみに、今回の事件でこのメディアポリシー(修正後)に反していると思われる箇所を赤字にしてみた。

メディアポリシー
株式会社ソラノートは不特定多数の方々へ情報を発信する企業として、以下の8つのことをお約束し「ライブブ」サービスを運用致します。
1.法律・社会規範を遵守する
当社のすべての活動は、定められた法律や社会規範を元に行われます。また、法令や社会規範から逸脱した一切の要求に応じることはありません。

2.著作権を遵守する
当社は著作権法に基づき、あらゆる著作物の権利を遵守します。

3.人権を尊重する
当社は基本的人権を尊重し、差別行為は致しません。
4.誹謗中傷に当たる行為の禁止
当社は人権を尊重し、誹謗中傷行為は致しません。
5.自社コンテンツの責任を放棄しない
当社が制作するすべてのコンテンツについて、責任を放棄せず、問題が起こった場合は、誠意をもって対応致します。

6.情報の精査を怠らない
情報発信者として、当社が発信する情報について、常に細心の注意を払い精査致します。

7.情報を受信される方々と接点を持つ努力を怠らない
当社は情報の発信者として、情報を受信される方々と接点を持つ努力を怠らずに真摯に向き合って参ります。

8.誤った情報を発信した場合は迅速に対応する
当社は情報発信者として、当社から発信される情報に誤りがあった場合、誤りについて速やかに訂正し、対応致します。

8個の約束のうち6個がアウト! 75%か…… 全然守られてないじゃん!(ポリシー自体が存在しないのだが

■ライブブも削除されるか?
最初にきちんと謝罪をしておけば大きくならなかったであろう、今回の事件。前回の炎上ダダ漏れ事件と展開や性質が似ている。
前回の炎上事件の結果、ソラノートUSTREAMアカウントが消されてしまった。今回も対応を間違えるとライブブの核となってるLivestreamのアカウントが削除される可能性もある。
現在、火にガソリンを注いでいるような対応をとっているソラノートだが、果たして挽回はできるのだろうか?