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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

デカフェは美味しいアルよ

■スタバのカフェインレスコーヒー
「カフェイン抜き」をスターバックスで注文する方法Gigazine
天下のGigazine様が、スターバックスで「デカフェ」こと、カフェインレスコーヒーのオーダーについて延々と語っているので、気になってオイドンも書いてみたよ。
天下のGigazine様のおかげで、あまり知られていないデカフェの存在が大きく知られるようになったのは嬉しい。記事にも書かれているが、デカフェは妊娠中、体調不良、宗教上の理由などなど、カフェインを摂取してはいけない状態だが、コーヒーを飲みたい時には大変ありがたい存在だ。
オイドンもコーヒー大好きっ子なのだが、寝る前は「ディカフェ コモド ドラゴン ブレンド」を愛飲している。ちなみにホットでもアイスでもどちらでも美味しく飲めますよ。
■コーヒーオーダーがミッション?
んでもって、天下のGigazine様のエントリーでイチバン違和感を感じたのは、オーダーするのにやたら、大げさに書いている部分。Gigazine様のライター様は1文字いくらの契約で仕事を受けてるのかしら? と勘繰ってしまう。

1:スターバックスの店内に入る

2:レジカウンターへ行く

3:店員が差し出したメニューを一瞥もせず「ディカフェのショート(orトールorグランデorヴェンティ)を、プレスorドリップで入れてください」と言う

4:店員が「少々お時間かかりますがよろしいですか?」と返してくる(ドリップでもプレスでもかかる時間はおおよそ同じ。店によっては設備の関係で「出せない」と言われることもあるようです)

5:「大丈夫です」と言い切る

6:席についてコーヒーが入るのを待つ

7:コーヒーが運ばれてくる

8:ミッションコンプリート

入店すると目の前にはカウンター。レジに近づいたら、にこやかな店員がメニューを指し示してくれるはずです。普通の注文であればそれで問題ないですが、今回は「カフェイン抜き」という通好みの注文なので勝手が異なります。というのは、メニューのどこにも「カフェイン抜き」という選択肢が書かれていないからです。メニューを指し示せば何とかなるだろうなどと甘い考えでカウンターに立ってしまったなら、そこでゲームオーバーです。

デカフェの注文は簡単。
カウンターにいって「デカフェありますか?」ときくだけ。大きなお店にはたいていあるが、小さなお店は用意されていないこともある。オーダー可能な場合は「ホットとアイスどちらにしますか?」と聞かれるので、好きな方を注文すればOK。ちなみに、アイスは事前に入れてあるものをコップに注ぐだけだなので、すぐにでてくるぞ。ホットの場合は、多少時間がかかることがある。

ちなみにデカフェは、スターバックスだけでなく、タリーズでもオーダーできる。もちろんデカフェの豆も販売されているぞ! スタバのデカフェが切れた時に、タリーズでも買ってますが、こちらもなかなか美味しいです。

■口が痺れるコーヒー!?
天下のGigazine様は、味についていろいろ書いている。

まずは「カフェイン抜き」の方から飲んでみます。香りは薄く、飲み始めはうっすらと感じる程度だった苦みが、口の中を液体が通り抜けるころには舌を包み込んでいきます。これは「カフェイン抜き」の豆特有の物なのか断言はできませんが、飲みこんだ後、のどの奥にややピリピリとした痛みを感じたのが気になりました。

味や風味は人によって感じ方が違うので、他人の感想に突っ込みをいれるなんて野暮の極み。だが、ハンバーガーやドーナツといったジャンクフードのレビューばかりしているサイトで、味について語られてもな〜と小姑系男子は思い、コメントします。
最初に書いている「香りは薄く、飲み始めはうっすらと感じる程度だった苦みが、口の中を液体が通り抜けるころには舌を包み込んでいきます」は、入れかたや豆が原因。タリーズはこんな風味でないし、天下のGigazine様が味わっていらっしゃる「ディカフェ コモド ドラゴン ブレンド」もアイスで飲むと、いきなり強い苦みやってくる。
「飲みこんだ後、のどの奥にややピリピリとした痛みを感じたのが気になりました」と書かれている。
オイドンは恐らくアイス・ホット含めて「ディカフェ コモド ドラゴン ブレンド」を100杯近く飲んでいるが、いままでそんなことはなかった。
天下のGigazine様が、このレビューの前に、化学調味料たっぷりのラーメンを5杯ぐらい食べたのではないかと心配してしまう。確かにオイドンはフィルター派でプレスで飲んだことはない。もしかしたら、プレスで入れると、痺れ成分がでてくるかもしれない!

次に「カフェインあり」の方を飲んでみましたが、同じ銘柄の豆だとは思えないくらい風味が違います。香りやコク、そして砂糖を入れなくてもナッツのような甘みがあり、非常に豊かな味わい。

と、天下のGigazine様が書かれているが、うーん、どうなんでしょう? オイドンも比較で飲んだことがあるけれど、デカフェの方が「やや薄いかな?」と感じたぐらい。おそらく100人に飲み比べても80人ぐらいは「あんまり変わらないんじゃね」と評価するんじゃないだろうか?
以下ゲスパーだけど、天下のGigazine様は事前にカフェレスコーヒーのWikipedia項目を見て「不味いに決まっている!」という先入観をもっていたんじゃないかな? 人間の味覚なんて、印象ひとつで変わるんだからさ。
まあ、その後

そこでカフェイン抜きの「ディカフェ コモド ドラゴン ブレンド」とカフェインありの「コモド ドラゴン ブレンド」を比較したところ、店頭で飲んだ時よりかなり両者の差はかなり縮まっていました。コーヒーは普段飲まず特にこだわりもない編集部員は「ほとんど違いが分からない」とコメントするレベルです。さすがに香りやコクはカフェインありの方が勝っていましたが、カフェインが摂取できない時に飲むのであれば、カフェイン抜きの方でも十分コーヒー欲を満たしてくれます。

とは、書いてあるけどね。じゃあ、お店で飲んだ時はなんだったんだ! 「なぜ違うか?」に言及しないとダメだよね。恐らく入れかたや飲むタイミング、レビュー前に天下一品のこってりラーメンを大量に食べていたんだろう。

■大手は大手の責任がある
興味がある人はぜひ、スタバにいって飲み比べてみてください。天下のGigazine様みたい痺れを感じて「はじけるキャンディー、ドンパッチみたい! やっぱり天下のGigazine様の言うとおり! はははー(ひれ伏す)。Hage氏ね!」となるかもしれませんよ。
以上、「すげーアクセスがあるんだから、もうちょっとクオリティが高い記事を書け」という小姑系男子から、天下のGigazine様への公開お便りでした。