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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

第一次世界大戦とフジテレビ抗議活動

1914年6月28日。オーストリアのサラエボオーストリア=ハンガリー帝国の皇太子がセルビア人の青年によって暗殺され、第一次世界大戦が始まる。
この事件を初めて知った時「サラエボ事件が起きたから第一次世界大戦が起きた… もし暗殺事件が発生しなかったら、戦争も起きなかったのでは?」と思ったが、それは違う。
当時のヨーロッパは政治不安や各国の軍備拡張、複雑な同盟関係、など、火薬とガソリンに囲まれた状態にあり、サラエボ事件はそん中でマッチを擦ったにすぎない。皇太子は暗殺されなくても、恐らく違うきっかけで世界大戦は始まっていただろう。

話は変わり、昨日のフジテレビの抗議活動はかなりの人が集まったようだ。
フジテレビが全社員に厳戒令通達!『21日にデモがあるから気を付けろ』
フジテレビ、抗議文の受け取り拒否 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! デモに対して徹底抗戦!
フジテレビ抗議デモがスポーツ報知で報道 「フジテレビに4000人が韓流抗議デモ」 代表者は総務省への抗議活動も検討
インターネットと既存のメディア… 特に新聞とテレビは仲が悪い。特にここ10年は、ネット住民 vs 新聞・テレビのバトルが幾度となく繰り返されてきた。
新聞・テレビの進化はなかったが、ネット側は違った。ネット利用者の増加、Twitterによるスピーディーな情報拡散とユーザーの連帯、USTREAMニコニコ生放送などの個人による動画中継が手軽にでき、それらをささえるモバイルブロードバンド環境の発展。
10年前ではテレビや新聞と戦っても、「便所の落書き」としか言われなかったネットが、やっと対等に戦える力を持った。
今回のフジテレビ抗議活動は、別に「反韓流」でも「サザエさんの髪型」でも、「『いいとも』における、タモリのやる気のなさ」でも、きっかけはなんでもよかったのだ。