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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

Twitterでフラット化するネット世界

昨日2月25日に東京お台場にあるイベントスペース「東京カルチャーカルチャー」で、「ツイッター主婦の会」(ミラー)というイベントが開催された。イベントタイトル通り主婦向けのTwitter初心者講座や交流会が行われ、そこそこ盛り上がったようだ。

その会場で「ネットリテラシー的にその考えはいかがなものか?」と考えさせられる、発言とツイートがあったのでご紹介。読んでいてモヤモヤします(Sさん情報提供ありがとうございます)。
まずは問題の発言はコレ

「ツイッター主婦の会」のtudaりより。このツイートには本名と顔写真アイコンが入ってるいるのでモザイクをいれてます。
ええ、これ神田さんが発言したの?(神田さんはこんな人) 主婦向けのリップサービスかもしれないが…(※この情報自体が間違っている可能性があります)
将来使う子供ために母親がIDを取る… Twitter規約でははっきりと書かれていないが(間違っていたらゴメン)、どうなんだろう?
この発言に対して、早速同調するコメントが

<追記> togetterのコメントで知ったんだけど、↑のアカウントはなんと凸版印刷が運営しているサービスのアカウント。これいはひどい
個人的な感覚では、なんだか気持ち悪い。
まず自分できちんと考えて発言や閲覧ができない年齢のユーザーはTwitterをやるべきでない。
物事を考えられる年齢になったとしても、母親から「ヒロシちゃん、あなたのTwitterアカウント「@mama_love_hirochan」よ」
なーんて言われたら、とりあえず自宅の窓ガラスを割って盗んだバイクで家出するなだろうな。


Twitter上ではその後、この問題に対して「ネットリテラシー的にOKなのか?」というコメントがされるが、「将来のためなら大丈夫」というやりとりがされる。
直接のツイートはtogetterにまとめているので、そちらでチェックして欲しい。

確かに規約違反ではないが、どうなでしょう? 子供のためにIDを先取りするというのは。以下アンケートを作成したので、お時間がある人は投稿してください(表示されない時は再読み込みをしてください)。

今回のやりとりで感じたこと。
インターネットは年齢、人種、性別に関係なく利用ができる。しかし、現在の日本においては、社会的なクラスによって利用する場所が違う。
mixiではコミュニティごと、2ちゃんでは板・スレごとに、プロフサービス、モバゲー、発言小町…… といった具合にWebサービスによって利用者の年齢、性別、職業、年収などの傾向はまったく違う。
mixiのコミュニティで冬季オリンピックについて語っているユーザーと2ちゃんねるメンヘル板で冬季オリンピックを語っているスレッドは、同じ話題について話ているにも関わらず両者は触れ合うことはまずなかった。

しかし、Twitterではそんなことは起こらない。同じ話題について話していれば利用者の社会的なクラスなんて全く関係なく、交流することができる。今回のように何も知らない主婦とネットのヘビーユーザーが遭遇する。
Twitterの利用者が増えれば増えるほど、ネットリテラシーが高い人も低い人も、貧乏人もお金持ちも、賢い人もおバカさんも、みんなごちゃ混ぜになって交流できる世界が登場する。
インターネットが一般人でも気軽に利用できるようになった1996年前後の雰囲気みたいで、なんだかワクワクしてくる。