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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

大手小町チョコ完成お披露目会に行ってきたぞ!(後編)



1月27日に開催された、ブロガーを読んで試食を開いた「大手小町チョコ」完成お披露目会の続きです(前編はコチラ)。
「後編」では、実際に出されたチョコのレビューです。今回の記事もワタシの影武者であるHagex28号さんの執筆です。
「これぞレビュー!」と言える力作です。

3種類のチョコレートを試食。さてそのお味は…
また、後編のあとには番外編として、読売新聞様への提案をビシバシ書いているので、こちらも是非チェックしてくださいね。
では始まり始まり〜



実際にチョコレートを食べてみたぞ!
■ワサビといちごのコラボレーション
最初にワサビサブレと紅ほっぺの生チョコ。
試食のときはもっとサクサクの触感だったけど、ワサビの香りが飛ばないように卵を増やしたりするなどの工夫をしてぬれせんっぽく仕上げたそう。
食べた瞬間はイチゴの味が強いけど、後からわさびの風味がふわっと感じられる。私は甘いものが得意ではないので、個人的にはちょっと甘すぎ。イチゴの酸味をさらに強くしてほしいけど、一般的にはこれくらいがちょうどよいのかも。

色が美しい「ワサビサブレと紅ほっぺの生チョコ」
紅ほっぺは静岡のいちごで、ちょっと細長い紡錘形をしている。切り口が赤く、酸味とコクがあるのが特徴。宮脇さんによると、スイーツは普通の料理のようにお酢などの酸っぱい調味料が使えない。ゆえに紅ほっぺのように酸味があるフルーツは非常に重宝しているとのこと。
また、ほどよい硬さがあるので、べしゃっとしづらく、ケーキなどにも使いやすいとか。チョコレートとの相性もよく、最近のパティシエ界では人気の品種だそう。そいえば、ホテルのビュッフェでチョコレートファウンテン食べると、イチゴは紅ほっぺ使ってるところが多い!
わさびは田丸屋製のワサビパウダーとワサビ塩を使用。ほんのりしょっぱいのがアクセントになっている。
紅ほっぺ詳細

■チョコレートとみかんゼリーのドッキング
次にミカンのパートドフリュイ(ゼリー)とアールグレイの生チョコ。フレッシュな三ケ日みかんの果汁を固めのゼリー(みすず飴とかボンタン飴くらい)にしてチョコと合体させてある。濃縮果汁でないのに、ゼリーにしてもしっかりみかん味がする!
普通の果汁はそのまま固めると、ゼリーの分量だけ味が薄まるんだよね。パティシエが旬のミカンを手搾りしたというだけあって、味がしっかりしているのかも。チョコはやや苦め。ふんわりと紅茶味がついている。個人的にはこれが一番おいしい。あんまり指摘されることがないけど、紅茶味のチョコってえぐみ(渋み?)があるものが多い。が、これは全然しなかった。宮崎さん曰く、紅茶の渋みを消すのに苦労したとのこと。さすがわかってらっしゃる!

上はチョコレート、下はゼリーという構造になっている

■3種類の素材が織りなすハーモニー
最後に煎茶のギモーヴ(マシュマロ)とブランデーの生チョコ。静岡といえばお茶! しかも抹茶ではなく煎茶!
……ということで選んだ素材だそう。中に大納言が入っていて和菓子っぽい。噛んでいるうちにチョコではなくてあんこを食べているような錯覚に陥る。味はかなり甘め。
しかし、読売の会議室が汗ばむほど暑かったせいで、チョコがどれもでろーんとなっていたせいなのかもしれない。
この点については宮脇さんも残念だったようで「適温で食べていただくため、ギリギリまで冷やしていたんですが……」といっていた。ギモーブ(マシュマロ)はチョコとなじむ食感にするために固まるギリギリの濃度で作ったそう。たしかに弾力がなく、ふわとろ〜とした感じ。(自宅で良く冷やしたモノを食べたら全く食感が違って美味しかった!)
抹茶とは明らかにちがうすっきりしたお茶の味が新鮮!

マシュマロの食感と煎茶とブランデーの風味が新鮮!

ジャーナリスト気取りでガンガン質問をしたところ、宮脇さんは強い味のものをチョコにぶつけるのを好まず、調和がとれるものを使うのがお好きとのこと。
たとえば抹茶はよくチョコに使われるけど、味が強いからケンカしやすい、ゆえに使わない……とか。そのほかにも、チョコに直接別の素材の味をまぜこむよりも、違う食感のものに仕上げて合体させることにこだわっているそう。
実際、今回の3つはサブレ、ゼリー、ギモーブ(マシュマロ)と、どれも食感が違っていた。口どけの良いチョコとの相性も考え抜かれていて、食べ物って味蕾だけでなく、感触やとろけ具合も味わうものなんだなーと実感できる

今回のチョコレートを開発した宮脇シェフ。いろいろと質問に答えてくれるナイスガイでした。
チョコを食べながら、作った人の話を聞けるのはなかなかできないけどすごく楽しい。
素材についての蘊蓄などを聞くのもいいけど、そのパティシエがどういうものが好きで、どういうことにこだわって作っているのかが分かると、自分の好みにあうかどうかがわかる。パティシエに限らず、好みの合う人を見つけるのはかなり重要なこと。
趣味の合う映画評論家を見つけたら、その人がほめたものを見に行けばハズレに出会う確率は低くなる。味の好みがあう料理研究家を見つければ、その人のレシピは外れがない。そう気づかせてくれただけでも、今回のイベントは参加した価値があった。

田丸屋
田丸屋は静岡では有名な老舗わさびメーカー。わさび漬けが有名。以前はポスターなどに、春風亭昇太清水市出身)を静岡つながりで使っていた。
チョコを開発したメゾン ド フリアン
メゾン ド フリアンは田丸屋の洋菓子部門のお店。宮脇さんも望月さんもお肌ツヤツヤだったけど、静岡のキレイな水とおいしいフルーツのおかげなの?