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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

自作ウエディングケーキは危険でござるよ の巻

同じく「私は見た!! 不幸な結婚式 59」より。
志賀直哉は他人の文を褒める時に「目に見えるようだ」といったそうだが、この投稿も情景が目に浮かんで面白い。

322 :愛と死の名無しさん:2008/12/04(木) 14:31:23
夏に弟が結婚したんだけど、花嫁がどうしてもウエディングケーキを
自作するといってきかなかった。
弟もうちの両親も、あの手のものはたいてい作り物で、自作するとしょぼくなるから、やめたほうがいいと説得したんだけど、義妹サイドは花嫁の意思を尊重すべきだと、どうしてもきかなかった。
式場側が衛生上の理由を持ち出して止めてくれてとりあえず計画は中止になったけど。
ところが披露宴当日、ケーキカットの直前に司会が「ここでサプライズです」と言い、義妹の友人たちがリボンのかかった大きな箱をカートにのせてガラガラいわせながら入場。
司会が「新婦特製のウエディングケーキです、どうぞ!」と言うと同時に義妹がリボンをとり、箱が四方にバタッと開くと、中からケーキ…というか白いドロドロモサモサした塊が出現。
ウッと思った瞬間、それは倒れてベシャッと通路に飛散。
周辺にいた人たちが悲鳴上げてあとずさってた。
弟の友人が写真撮りに近くにいたんだけど、服もカメラも白い汚れでいっぱい。
義妹も、ブルーのドレスの腰から下を白く染めてボーゼン。
だからやめとけと言ったのに…。
友人たち、一時間前に持ってきてもらって、すぐだからと思って普通のトラックの荷台に積んでたんだってさ。式場の人に知られると怒られるからって。
式場の人がすみやかに片付けてくれてたけど、弟はあとで怒られたらしい。
衣装を汚された人の大半は義妹側の友人だったからうちには何も言われなかったけど義妹はあとでかなり気まずい思いをしたそうだ。
今後もこんな失敗をされたらと思うと、鬱だ…。