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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

アクロス・ザ・ユニバース(2007)


新宿の劇場で鑑賞。
人間の発想や考えは本来自由なもの。しかし、現実には自由闊達な空想や妄想、発想はなかなかできない。なぜなら、私たちは「常識」や「知識」といった足枷をしっかりとはめられているからだ。
誰しもこの拘束器具をつけているだけど、はっきりと見えるものではないので、脳が囚人であることに気がついていない。

アクロス・ザ・ユニバースを鑑賞すると、自分がいかに束縛された状態であるか認識させてくれる映画だ。ビートルズの曲にのせて出てくる映像は、とてもじゃないが自分では考えられないストーリーとアイデアに満ち溢れている。
ビートルズの曲を使ったミュージカル恋愛映画」と表現すると、とてつもなくツマラナイ感じになるけど、この映像美を見ない人は2008年の映画人生をかなり損をしている。かなりお勧め。
あんまり紹介したくないけど、Youtubeにいくつか映像があがっていたので、クリッピング(観に行く人は閲覧しない方が、より劇場で楽しめます)。
アクロス・ザ・ユニバース 日本語予告編

Across The Universe - I Want You / She's So Heavy

精密機器の工場のようなデザインと動き、そして非人間的な雰囲気がビシバシ伝わってくる。監督が舞台出身というのも納得。

Across The Universe - Come Together

ピンプの服にしびれるぜ! サラリーマンの動きもたまらん。Come together right now over me!
公式サイト
goo映画
勝手に映画評価 ★★★★★(星5つ)
あ、余談だけど、劇場に行ったら有名な「新宿七色仮面」がいてびっくり! だいぶ前に大江戸線に乗っていた時も隣の車両にいてびっくりしたけど…
あとは、前に座っている不細工サブカルカップルや、隣にいるアホなリーマンカップルが上映中に喋っていたので、帰りに犬の糞を踏んで転んで、お尻が水たまりに直撃するように呪いをかけておいた。映画上映中に喋る田舎モンは映画を見に来ないでほしい。