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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

日本人の95%は「マンガ」なんかなくたって生きていける

はてな匿名ダイアリーの以下のエントリーが読んでいて面白かったので改変した。
日本人の95%は音楽なんかなくたって生きていける

日本人の95%は「マンガ」なんかなくたって生きていける
そういう訳さハニー。
 ミリオンセラーが出ないとか嘆いているけど、今のほうがずっと健全だと思うよ。100万人が同じ「マンガ」を読んでいるなんて気持ち悪いだけ。出版業界はマンガバブルをいまだにひきずっているだけ。栄養とりすぎてタプタプになっちゃった体をもてあましているだけ。シェイプアップすればいいのに、そうしたくなくてイヤイヤしてるだけ。
 だいたい若者が可処分所得を携帯にとられたからミリオンセラーが出なくなったなんて、ちゃらい分析をされてしまう程度のものなんだよ、「マンガ」なんてのは。
 「マンガは素晴らしい」。確かにそうだよ。「マンガ」は、このくだらない世の中で最も素晴らしいもののひとつさ。でも、「マンガ」=作者とのコミュニケーションより、携帯=身近な人間とのコミュニケーションのほうが世の中の95%の人は大事なの。そっちに金使うの。毎月毎月漫画を何十冊も買って、床が抜けそうなアパートで毎日読みまくるってなんてのはただの変人にすぎないの。
 それからマンガが売れないのを違法ダウンロードやコピーのせいにしないでくれ。
 60年代の厨房は、「マンガ」が読みたくて読みたくてたまらないのに、高くて買えなくて、こづかい必死にためて買ったマンガ(永島慎二つげ義春)を、友達どうし協力し合って回し読みしたり、現代漫画図書館(東京都新宿区早稲田鶴巻町565 ビルデンスナイキ2階)や貸本屋にリクエストして読んだんだから。なにも今にはじまったことじゃない。
 マンガが売れないのはただ、「95%の人間にとって「マンガ」なんて大事じゃない」ってことを端的にあらわしてるだけのこと。
 いやビックサイトとか大田区産業プラザPiOとか人すげえ集 まってんじゃん、だって?
 あれはただの素人の行楽。海とかキャンプとか冬ならスキー行ったりとかいうのにひとつ選択肢が増えただけのこと。あの場でわーっと騒ぎたいだけのこと。
 だからさ、くだらない植田まさしの漫画や、あんまり休載が多くて訴えられそうなあやしげな漫画の再開情報を流したり、嘘臭いマーケティングに基づいてどうしようもない漫画を作ったりしてる暇があったら、オレみたいに毎日毎日朝から晩まで部屋で一人で「マンガ」を読んでいる5%の変人のために、きちんとした漫画作ってくれよ。頼むから。そうすればオレはちゃんと金払うから。な。

改変していて思ったんだけど、元エントリーは痛々しいなー