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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

本当に怖い発言小町

うつ病の「疾病利得」 発言小町
配偶者の鬱病についての愚痴や悩みのトピック。なのだが、トピ主の発言を読んでいると、まるでビデオドローム裸のランチを見ているときのような感覚に襲われる。これは林先生の出番か!

うつ病の「疾病利得」
並森 2007年11月24日 8:40
数年間、配偶者のうつに付き合ってきました。
最近になって初めて医者から配偶者の状態は疾病利得だと言われました。
その説明を聞いたとき、私は長年の謎が一気に解けたような気がしましたが、配偶者はそんな診断は絶対に受け入れないでしょう。(素直に聞けるなら今ごろうつは治っているはず)
疾病利得とは、単なる逃げや怠けなのか、それとも動物が持つ高度な自己防衛能力なのか…。治療法があるとはとても思えません。
世の中にきっと私だけではないだろうと考えてはいましたが、小町を見て、本当にうつ病患者のそばでつらい思いを抱えている方が多くいることを知り、心強く感じました。でも私はもう投げやりな気持ちになってしまっています。離婚後の生活に困らないように資格の勉強も始めました。
なぜ我が家にうつがやってきたのでしょう。なぜ私ではなく配偶者に?というより、なぜ私がうつ病患者の家族にならなければならなかった?立場が逆ならラクだったとでも?自問自答する毎日です。一体私が何をしたと?
みなさんは耐えていけますか。いつまでも、家族として支えていけますか。

トピ主です
並森(トピ主) 2007年11月30日 6:39
おとといの晩酔った配偶者に凄まれスリッパのまま外へ飛び出してご近所の方に助けてもらいました。予期せず警察を呼ばれました。怖くて車で寝ました。配偶者も小町を見ているのでこれで私だとばれるはずです。だからトピ立てするときも少し歪曲しています。
実家の親や親戚は別世帯の問題だからと手を差し伸べるどころか問題ばかり起こすと説教するだけです。私も配偶者と同じ病院にかかっています。誰も助けてくれないことはわかっています。昨日もずっと車でうろついていたのでまだ12件目のレスまでしか読んでいません。月末の締めがあるので今日は会社に行って来ます。もう出かけなければなりません。

問いかけに非ず
並森(トピ主) 2007年11月30日 23:18
手直しの度不本意な表現になりましたが、この状況を動かし変えていくきっかけが掴めればとの思いで、送り続けました。
障害者関連のトピにあった、きょうだい児は見えない存在・辛さを表に出すことは禁じられていた等の言葉や、トピを見て救われたという悲しい思いに胸が潰れそうでした。
同情や慰めがほしいだけならただ哀れを装えばいいことです。でもそうではないのです。
私は、同様の辛さを抱えて生きている人間がいることを“仲間”に伝えたかったのです。「お互い辛いよね」と。自分で自分を助けるしかない人間にとって、それは何よりの力になるからです。「あなたは(私は)1人ではない」という事実が。

問いかけに非ず
並森(トピ主) 2007年12月1日 0:41
トピ本文は私の最初の真意ではありません。何度か投稿し直し、手直ししているうちに不本意な表現になりましたが、この状況を動かし変えていくきっかけが掴めればとの思いで、送り続けました。
障害者関連のトピにあった、兄弟児は見えない存在・辛さを表に出すことは禁じられていた等の言葉や、トピを見て救われたという悲しい思いに胸が潰れそうでした。
同情や慰めがほしいだけならただ哀れを装えばいいことです。でもそうではないのです。
私は、同様の辛さを抱えて生きている人間がいることを“仲間”に伝えたかったのです。「お互い辛いよね」と。自分で自分を助けるしかない人間にとって、それは何よりの力になるからです。「あなたは(私は)1人ではない」という事実が。

配偶者だから
並森(トピ主) 2007年12月1日 0:48
うつ病患者の配偶者はなぜこうも責められるのでしょう。患者からも親戚からも赤の他人からも。同じうつ病にかかれば途端にそれを免れるのでしょうか。
どう言えばみなさんのお気に召す健気な理想の配偶者になれるでしょう。
黙って休ませてあげられる「余裕」が家庭や気持ちの中に無尽蔵にありますか。自分がどんな状況になっても倒れず、思いやりや労りの気持ちを高レベルで保ち与え続ける気力と体力が無尽蔵にありますか。無ければ配偶者の資格はありませんか。

「俺は働かなくても金が出る」と聞いたときには…
並森(トピ主) 2007年12月1日 1:05
衝撃で頭の中が真っ白になりました。借金で購う酒に酔い暴言を吐かれ生活のリズムを崩されても、困ったときに相手にされなくても、私は共倒れしませんでした。でも車通勤では鼻かみながら泣き放題です。運転しながら意識が飛びそうになります。得意なはずの料理もできなくなり、自慢の食欲もありません。でも会社に行きます。行かなければ生活が成り立たなくなるからです。私は休めません。それに会社には我が家にない「平穏な日常」があり、その間だけ私は普通の兼業主婦になれます。それで心の均衡を保っているのだと医者に言われました。(派遣は不安定だし稼ぎも配偶者の足元にも及ばないので、資格でも取れば少しは足しになるかと)
攻撃的なのは自分が壊れないように守っているからでしょうか。それじゃあ自分は守れても人は守れませんか。なら配偶者は自分の配偶者を守れるのでしょうか。
いつか「そんなこともあったよね」と笑い合う夢を描きながら私も飲んでは吐いています。でも大丈夫。私は強いのだもの。誰も助けてはくれないのだし。

レモングラスさん…
並森(トピ主) 2007年12月1日 1:19
まだ新婚の頃、配偶者がタイ料理店に連れて行ってくれたことがありました。小さなお店の冷蔵庫が、買ったばかりの我が家のものと同じだと配偶者が気付きました。「ホントだねー!」とわけもなく嬉しくなりました。トムヤムクンに入っていたレモングラス。初めての香り。あの日「おいしいね」と笑顔でいたことを、忘れていました。
今朝、新築の家の前を通りかかりました。テラスにお揃いの椅子がふたつ並んでいるのを見た途端、涙が止まらなくなりました。
制服姿の仲良さそうなカップル…。なぜ?私たちだってあんなに幸せだったのに。
悪いのは配偶者ではなくうつ病です。そんなことはわかっています。配偶者の長所を私以上に誰が知ると?うつ病はなぜそれを壊すのでしょう。
嘆いても病気は治りません。ええ、私は病気にならない配偶者です。自分のことしか考えないと言われる配偶者です。でも生きて行かなければなりません。

理解などできるものなのか、しているつもりなのか…
並森(トピ主) 2007年12月4日 20:12
このトピの目的は「うつ病患者を責める」ことではないです。
そうとしか読めない人は「うつ病患者の家族」の苦しみが理解できないからでしょうか、それともトピ主が理解できないからでしょうか。
それで、「うつ病患者」の苦しみは理解できているのですか。自分がうつ病だから?自分のうつ病だから?
配偶者について、医者は単に疾病利得のみの症状であると断定したのではなく、一部その様子でもあると言いました。一時期併発した強迫神経症は治ったし、数年前のうつ発症時に見られた典型的なうつ病のいくつかの症状は今はほとんどないです。

もしかしたら自分の嫁が書いているのでは?と思ったのは…
並森(トピ主) 2007年12月5日 19:44
junta氏には、嫁さんにトピ主と同じような思いをさせているという自覚でもあるのでしょうか。
ここでよその患者の家族を責めている時間を、大切な嫁さんをいたわるために使われてはいかがかと考えます。

貝になるか、犬になるか
並森(トピ主) 2007年12月5日 20:13
配偶者は、私が悲しみや不安に襲われたり吐いたりするのは自分のせいだと考えたようで、先日医者の前で「俺のせい」と言ってくれました。それを聞いてかなり気持ちがらくになりました。決して物事がわからなくなってしまったのではないのだと確認できたからです。
そんなことすら信じられなくなるのがうつ病患者の家族の辛さです。誰よりも信じたい人を信じられるのかと考えてしまいます。
うつ病は人格を壊す病気だとどこかで見ました。そう思います。
80歳を越えたアルツハイマーの祖母を1人で介護している叔父が苦労しています。
うつ病なら、またきっと私の元へ帰って来てくれるだろうと思う、願う、自分の心が今度は信じられるものかどうか、いつまで耐えられるものか逡巡するのです。
終わりは来るのでしょうか。悩むひまがあったら看病をしろとでも言われるでしょうか。
相談したらば家賃が湧いて出ますか。「同情するなら金をくれ」はドラマの中のことではありません。
子供はいませんが夫婦喧嘩が口に合わない犬はいます。彼女の純粋さだけは、何があっても変わらないようです。