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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

中学生は「なんちゃって鬱病(中二鬱病)」が多い!?

<うつ状態>中学生の4人に1人 厚労省調査
タイトル通りの記事なんだけど、最後の記述がすべてを台無しにしていて笑った。

自殺者の多くがうつ病など精神疾患にかかっており、うつ対策は自殺予防の柱。保坂教授は「いじめだけでなくさまざまな理由から子どもがうつ状態になっている可能性がある。
(略)
国内の自殺者は警察庁の調べで、98年以降8年連続で3万人を超えている。小、中、高校でみると、05年は小学生7人、中学生66人、高校生215人に上っている。

中学生に鬱が多い→中学生の自殺が増える! っていいたいために↑の数字データを出してそれっぽい記事になっているけど、これじゃ逆効果のような気が。2005年の自殺者は3万2553人。上記の死亡者数でパーセントを出すと…
小学生 0.02%
中学生 0.2%
高校生 0.66%
となる。「中学生の自殺率は全体でみると少ないから、結局アンケートで「うつ状態」と診断されても、それって中二病じゃね?」と思われてもしかたないよな。今までの中学生の自殺者数の推移とかのデータを出してくれないとなぁ
中学生のうつよりも、自殺で3万2553人もなくなっているほうが問題な気がするけどね(ちなみに2005年度の交通事故死亡者は6871人。24時間以内だけど)