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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

そして、ひと粒のひかり(2004年)


映画館で鑑賞。アメリカ/コロンビア映画。
舞台はコロンビア。17歳のマリアはしがない花農園の労働者。トイレにも自由に行かしてくれない職場環境に嫌気が差し退職し、妊娠していることも発覚。恋人とも別れ、家は貧乏でいざこざばかり。そんなマリアに麻薬のカプセルとを飲み込んで、アメリカに入国するという運び屋の仕事が舞い込んでくる……
麻薬の運び屋の実態を淡々と描いてて、確かにドキュメンタリータッチなんだけど、ドラマティカルな展開を期待して観に行ったオイドンには、意外と地味な展開で物足りず。もっとセックス&バイオレンスなシーンが多いと思っていました(なんてったってコロンビアが舞台だからね!)。初デートで彼女を連れて行っても帰りに別れずにすむ映画です。頭で鑑賞すると確かにいい映画なんだけどな〜
17歳のマリアが生きていくための力を身につけていくのは、見所なんだけど個人的にはあんまり共感できず(まあ彼女は美人だから許す!)。やっぱりコレぐらいマイルドの方が観客受けはいいのかな〜
どちからというと、劇中にでてくるコロンビア人コミュニティの顔役であるドン・フェルナンドに興味をもったよ。公式サイトには、この人にはモデルの人がおり、そのモデルの人が実際に役を演じている。彼は、400体以上のコロンビア人の運び屋死体を故郷に送り返しており、彼を主役にした映画の方がおもしろそう! しか〜し、おっさんが主人公じゃ画面映えしないわな。
勝手に映画評価 ★★★☆☆(星3つ)
公式サイト
予告動画、プロダクションノート、ストーリーなど詳しい。