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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

千年の恋 ひかる源氏物語(2001)


脚本が「北京原人 Who are you?」の早坂暁というだけで、B級大好きの人は股間がうずいてしまう、東映創立50周年記念作品。東宝創立50周年記念作品「幻の湖」(1982年)も非常に名高いトンデモ映画なので、映画業界は50周年記念に大量のお金を突っ込んでトンデモ映画を作る風習があるのだろうかと思ってしまう。
で、観てみるとやっぱりトンデモ…というか出来のわるい作品。まずシナリオの構成が非常に悪い。まあ北京原人が作っていると納得なのだが。それでも見ているとストーリーはわかならいし、テンポも悪いし、長いし(実際143分なのだが、つまらないから非常に長く感じる(涙))。
文学映画を観に行くという大儀名分で、光源氏のこと天海祐希のレズシーンを期待していったのに…なんだこりゃー!! という内容。
でもB級好きな人には見どころがあるよ。松田聖子(本名 蒲池法子)が意味もなく登場して、アルマゲドンのチョイ役を呪うような絶唱ぶり。また片岡鶴太郎が絵師として、ご自慢の筆遣いを披露したり、岸田今日子の演技が拝めたり、吉永小百合!お前そんな年齢の役をやっていのか! と驚愕してみたり楽しめます。
間違っても初めてのデート一緒にみちゃだめな映画です。ハイ。
勝手に映画評価 ★★☆☆☆(星2つ トンデモ映画としては楽しめます。

公式サイト
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みんなのレビュー
みなさんボロクソに書いていますな。ここまで点が低いのは珍しい。