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紅茶とお菓子について書いているほっこりブログです

ジャンキー



恥ずかしながらウィリアム バロウズの書籍は一冊も読んだことがなく、たまたま本屋にいったら単行本がでていたので購入。いまさらバロウズなんて厨房くさいが、読んでみたら意外に面白かった。
ジャンキーはバロウズの自伝的な処女作品で、自分が麻薬にはまるまで、中毒者は大変! 規制が厳しいアメリカからメキシコへ。そして夢の麻薬を探しに南米にいくことろで話は終わる。ジャンキー告白ものは何冊か読んだことがあったので、「この話はどっかで聞いたことがあるなぁ」という心配はしたけど、杞憂に終わった。舞台となる当時のアメリカやメキシコの雰囲気がよく描かれていて、和モノの中毒者告白記とやっぱり違う。
話もよかったけど、解説の山形先生の文章もバロウズの一生がわかりやすくまとめられており、勉強になるし面白い。調子に乗って読了後に定番の『裸のランチ』と『ソフトマシーン』を購入。はたして「カットアップ」「フォールドイン」といった手法が理解できる・楽しめるんだろうか? 案外一番楽しめるのはバロウズの伝記かもしれない。